テーブルについて
ブックマッチテーブル
ブックマッチとは、もともと一本の木の隣り合わせだった2枚の板を、面していた側を本の見開きのように組み合わせ、スリットを持たせて接合した、左右対称の木目を楽しむ板です。ブックマッチの美しさは同じ模様が左右対称に並ぶことにありますから、製材をした時点でブックマッチに向いていると思われる木だけを、ブックマッチテーブルに仕立てることになります。
耳付接ぎテーブル
耳付テーブル2〜4枚の接ぎ合わせて作るテーブルです。両端は、耳と呼ばれる木材の曲線部分(木の表面)を残して仕上げます。
天板の裏側には蟻桟(アリザン)という反り止めが入っています。フラットなテーブルとして反り止めをきかせるには、蟻桟という加工法がいちばん適しています。